採用について

お知らせ

たまにではありますが、弊社のようなマイクロ法人においても就職を希望される方がおられるもので、弊社まだ1期目のペーペーだぞ正気か!? と思わなくもないのですが、申し訳ないことにequalでは現在求人は行っておりません。

現在は共に様々な仕事をご一緒させていただくパートナー様の募集のみとなっていますため、何卒ご理解いただきたく思います。

とは言え、それでじゃぁさようなら というのも味気ないので、これからWebやデザイン関連の業界に進みたい方向けの、至極私感ではありますが、様々な現場を見た限りでのポイントや傾向、知っておいてもいいかな? 的なことを残しておこうかと思います。

すでに前線で活躍してる方の再就職や実力者向けの話ではなく、あくまで「初学の方の就職活動」としての情報なのでその辺りご理解お願いします。

デザイン系、美術系の大学や専門学校卒でないとこの業界は難しい?

全然そんなことないかと思います。あくまで観測範囲ではありますが、デザイン系や美術系の学問、技術を修めた方がたくさんいる というわけでは全然なく、むしろこれまで門外漢だった人も結構おられます。

私感ではデザイン系、美術系出身の方は3割〜4割いるかいないか。

ガチガチのグラフィックデザインの仕事をしているとか、アートよりのデザインが求められる現場などではその限りではないですが、意外と全然関係ない分野からやってきた人は多い印象です。

デザインやアートの知識や技術はあって越したことないですが、必殺技となるほど求められるかと言われれば、一部の大手やそう言ったものに特化した現場でもない限りは、そうでもないかなというのが実感です。

それよりも、「人の話をちゃんと聞いて自分で内容を再構築させる」「多くのデザインやアートを見て、良さを分析できる」など、日常で培う力を意識して行動に移せる方が求められる場面が多いもので、今いる場所をちゃんと成長の場にできる人であれば割と誰でもウェルカムな現場と思います。

とは言え、憧れだけでやっていけるほど楽な仕事ではないので、目指すなら、とにかく「見る、観る」力は養った方がいいかなと。

かっこいいデザインはなぜかっこよく見えるのか。使いやすいWebサイトはどこが使いやすく感じられるのか、そのためにどのような策を講じてあるのか など、それらを踏まえた上で自分ならどうするかを考えてみたり、実際に作ってみたりなど、すぐに始められる経験値アップの方法くらいは常日頃からやっておいた方がいいかなとは思いますので、学校の科目や目指すジャンルに囚われず、経験値の上乗せを頑張ってる人は有利かどうかはともかく、潰しは利くんじゃないかと。

センスに自信はないけど、Web、デザイン業界に行けるか?

あくまでデザインの世界なので、アートのような物凄い発想とか求められるわけでもないです。

とにかくたくさんのいいものを見る。観る。分析する、再構築する、模倣するなどの力を養うことがセンスに繋がる(と、信じたい)ので、そこら辺がんばってみましょう。

センスに自信なくても割とやっていけます(フリーランス16年、法人1期目の人談)

スクールを受講した方がいい?

スクールによってはコネクションがあって、スクール経由で就職サポートなどもあれば、業界的に有名な人が自ら教鞭を執るところもたくさんあるので、お金や時間に余裕があったり、どうしてもこの人から学びたい! などがあればいいと思います。

とは言え、必須というわけでもなければ、受講しなければ就職できない、就職できるスキルが身に付かない というわけでもないので、その道のプロによる、スムーズに必要な技術を学べる場としての選択肢の一つとして見ていただければ。

ただ、3ヶ月で月収〜〜万! とかは極少数事例なので、あまりアテにしない方がいいかとは思います(決してゼロではないとは思いますが)。

ポートフォリオはあった方がいいか?

作れそうなら作っておきましょう。なければならないわけではないですが、ある方が参考材料としては有利です。

ただし、作品展するわけでもないので、余程すごいものが作れるとかでもない限り、「ナイスポートフォリオ! 採用!」なんてことにはまずならないので注意。

作る場合は、「なぜ作ろうと思ったのか」「この制作物の意図」「誰をターゲットにしたことを想定したか」など、ちゃんと制作の背景を伝える力が必要なので、プレゼンの一環という感覚で商用に耐えるものを目指すみたいな感じで取り組んでみるとちょっと幸せになれそうな気がします。

デザインソフトの使い方がわからない

現場によっては一から教えてもらえる程度に余裕のあるところもありますが、できる限りAdobeのソフトやデザインツール、高機能テキストエディタについて理解はしておいた方がいいかと思います。

今はインターネットを使えばその辺りの技術情報はすぐ手に入るので、思い立ったら即行動の気持ちで覚えておくといいです。

必要な技術は?

現場によって全然違いますが、基本的には
印刷・グラフィックデザインなどであればAdobe illustratorやPhotoshopあたりは求められます。書籍類とかになるとInDesignも覚えておいて損はないですが、現場の設備などによって変わるので、希望の会社があれば調べるなり問い合わせるなりしてみるといいかと。

Web系であれば、高機能テキストエディタ(Visual Studio CodeやSublime Textなど)の使い方、基本的なHTMLやCSS、可能であればWordPressなどのCMSのインストール〜簡単なテーマの編集方法などを理解しておくとスムーズです。

この辺りは、趣味レベルからでも自分でサーバーを借りて、無料のテキストエディタ(メモ帳はダメです)で実践できるので、色々試してみることをお勧めします。

あとは最低限のAdobeソフトの使い方は知っておいた方がいいです。印刷物とは使い方が若干〜結構変わるので、Webデザイナーを目指すか、Webエンジニア(コーダー、マークアップエンジニアなど)を目指すかで習得方法を決めておきましょう。

プログラム系はすいませんわかりません! 日頃からプログラミング練習してください!

どんな勉強をすればいいか?

何を目指すかで変わりますが、上記の通り、Adobeのツールはほぼ必須(ほぼ なので、絶対100%ではないですが)なので、ある程度触り方を覚えておきましょう。とりあえずillustrator、Photoshop、(Web系の場合は)XDあたりの基本的な操作方法を習得しておけば色々潰しが利きます。

次に、Web系であればテキストエディタが必須なので、まずは高機能テキストエディタをインストールしておくことをお勧めします。お金がかかるものもありますが、Visual Studio Codeなんかは無料なのでお勧めです。また、Adobe CCと契約している場合はDreamWeaverがテキストエディタなので、こちらを使うのもいいでしょう。
これらを使い、HTML・CSS・jQueryなどを用いて1サイト構築してみることをお勧めします。導入コストは非常に低いので、すぐにでも実践ができます。

何を言っても制作の現場なので、とにかく作ってみて、完成させるまでの一通りのプロセスは体験しておく方がいいです。

制作中に「あ、これダメなやつ」と思っても、完成させてみないとわからないこともたくさんあるので、まずは完成を目指す。

その上で自分の中に湧いた不満点を潰していくというトライ&エラーになっていきますが、まずは作りきることをお勧めします。

どんな制作物でも大体同じことが言えますが、「一通り作りきる」というのは学習の上では非常に大切なことで、それでもって、そこに達する人というのは案外少ないです。

とにかくまずは完成させる。できれば現時点の自分のレベルよりちょっとだけ上くらいのもので。

作ったものをSNSで公開するもよし。アフィリエイトみたいに収益化を狙ってみてもよし。今の時代は様々な場がありますので、それらも是非有効活用してみるといいかと思います。

プロではありませんが、すでに副業で収益を出しています

方法教えてください。

以上、最低限ではありますがデザインやWeb系の就職を目指すのであれば という話でした。

参考になるかどうかはわからないというか、あまり参考にはならないとは思いますが、いつか、お仕事でご一緒できる日が来ることを楽しみにしております。